アレルギー性疾患・花粉症ばかりが、知識として広まり
他のアレルギーはあまり知られていないので、最近気に なるものを
列挙します。

1.春季カタル
  日差しが、きつくなってくると増えてきます。
  小学校検診で、各学校に2〜3人程。 
  アレルギーの1番きつい病状で8才頃〜思春期にみられます。
  角膜周囲が盛り上がったり、角膜がはがれたり、痛くて目が開けられなく
  なります。抗アレルギー剤,抗ヒスタミン剤でコントロールします。
  重症になると、ステロイドの点眼、内服が必要になります。
  早く治療することが必要です。

2.通年性アレルギー
  ハウスダスト、かびなど1年中身近にあるものが原因です。
  そのため、なかなか気が付きません。子供では、急性の浮腫を起こす
  ことがあり、猫・ハウスダストに接触して10分で見る見る卵の白身のように
  腫れてきます。これがおこれば、猫を触っていれば、猫が原因です。
  ベッドであばれていればハウスダストです。

3.西洋桜草
  ガーデニングのアレルギーの代表ですが、まだ知らないかたがいます。
  マーガレット・つわぶき・菖蒲・アロエ・そば・うるし・毛虫の患者さんをみました。
  最近、花の世話や果物を食べて起こるアレルギーが注目されています。
  いちごを食べると食道あたりが痒くなって食べれない症例もあります。

4.巨大乳頭性結膜炎(コンタクトのアレルギー)
  使い捨てコンタクトが普及して違和感なくコンタクトを使えるようになりました。
  それにともない、アレルギーがひどくなっているのに、気づかず使用していると、
  上眼瞼結膜に巨大乳頭ができてしまってコンタクトが入らなくなります。
  自覚症状がないようにコンタクトは改良されています。
  益々、定期検診がひつようです。
  コンタクト過矯正に注意
  ハードコンタクトの頃は高度近視の方しか、使用しなかったのが軽い近視で
  眼鏡もかけなくても困らない位の方が使っています。
  入れなくて良いと説明してもはっきり見えなくてよけい疲れるとか、いらいら
  すると云います。頭痛肩こり、吐き気、近くが見えにくい、などの症状がでて
  来ます。レンズをゆるくしていって適正にすると、それらの症状は消えます。
  まず、自分の近視はどのレベルかを正しく知ることです。
  裸眼の視力は自覚的検査で近視のレベルとはいえません。
  D(ジオプトリー)という単位で表します。
  ー3〜−5Dが中等度近視、ー5D以上は高度近視です。
  ー10以上になり、網膜が薄くなるとレンズで矯正できなくなります。
  網膜が薄くて写らないところや、裂孔ができます。強度近視といいます。
  レンズを使っても0.02などです。